名古屋の「表現の不自由展」で慰安婦像や天皇の肖像を
焼いた動画を見せたということで、右派が脅迫し、津田
大介が恐れて中止したらしい。
いまだに右派はこの展示会を批難し、許されない表現の
自由だと騒いでいるが、右派が間違っているのではないか?
なぜならそもそも憲法は国民による権力への命令書である。
これが「立憲主義」なんだから、第21条「表現の自由」は
権力が侵してはならないのである。
第12条で国民に向かって「公共の福祉のために」権利を
行使すべしと言ってるが、「表現の不自由展」が公共の福祉
に反するかどうかは恣意的な判断しかできない。
基本は権力に向かって「表現の自由」を守れというのが、
憲法の意義なんだから、河村市長は「検閲」を行なって
いることになり、明らかに憲法違反である。
ただし、慰安婦像は嫌いだし、天皇を侮辱するのは許せ
ないという気持ちは分かるし、抗議や脅迫が来るのは
仕方がない。
民間人に「表現の自由」を守れ、先進国として恥ずかしい
と言うのは意味がない。
主催者側が断固として展示会を守ればいいだけで、
ボランティアで厳重に警備すればいいのである。
「ゴー宣道場」にも脅迫が来るから、プロの警備員を
雇い、門下生らが厳重に守っている。
大会場でやるときは爆破予告があったので、刑事が
30人くらい来ていた。
右派も脅迫・恫喝・侮辱をするが、「ゴー宣道場」に出た
だけの女性議員のツイッターにも、極左が脅迫・恫喝・
侮辱をしてくるから、右派も左派もどっちも似たような
野蛮人である。
主催者が覚悟を決めて、厳重な警備をやれる人間を
集めるしかない。
幸い「ゴー宣道場」は、覚悟のある武闘派が自主的に
守ってくれるから心強い。